先週の木曜日、金曜日のポンド円の乱高下をみたFX歴2ヵ月の友人がこんな事を言っていました。

ポン円の動きエグいねー
その言葉を聞いて
自分も初めの頃はこういう相場でよく負けていたことを思い出しました。
なので、乱高下する理由や初心者の方がこういう動きに直面した時の対処法の参考になればと思いこの記事を書きました。
ポン円が乱高下した理由
結論からいうとレンジ相場だからです。
では、なぜレンジ相場だと乱高下するのでしょうか?
上からの売り勢力と、下からの買い勢力に挟まれていて
新規注文や利確、損切り注文が集中するからです。
売り勢力や買い勢力といっても、通常の売り注文や買い注文だけではありません
売りの利確、損切りは買い注文
逆勢力の利確や損切りも重要な推進力となるのです。
このように通常の注文に加え、利確や損切りが発生しやすい場所はチャートが動きやすくなります。
それでは上記を踏まえたうえで売り勢力と買い勢力の内訳を見ていきましょう。

②4時間足下降トレンドの最後の戻り高値付近の勢力
①4時間足上昇トレンドの押し安値付近の勢力
②7月に上昇の起点となった日足ダブルボトム(週足の押し安値)のネックライン付近の勢力

日足ダブルボトムのネックライン
売り勢力の内訳
①② の買いの利確組
① で買ってしまった人の撤退(逃げor損切り)
買い勢力の内訳
① の売りの利確
② で売ってしまった人の撤退組(逃げor損切り)
ざっとこんな内訳になりました。
①の水平線は日足下降トレンドで最後の戻り高値で、反発の仕方を見てもわかるようにここの売り勢力は強いです。
①② の買い勢力の利確も入るので一回でここを抜けるのは難しいです。
反対に
①の水平線も4時間足上昇トレンドの押し目買い狙いや、②付近の売ってしまった人の損切りチャンスということもあり反発してます。
何といっても②、日足ダブルボトム(週足の押し安値)のネックラインで買いが注文が溜まってるため、ここを売りの利確目標として見ていた人は多いのではないでしょうか?
というように
レンジ相場になりやすく、乱高下することが多くなります。
では、こういったレンジ相場に対処するにはどうしたらいいのか?
それはダウ理論で各時間足の目線を理解してトレードすることです。
例えば
みたいな感じで各時間足での目線、意識されてる高安値を頭に入れていれば相場の急な動きに惑わされることはなくなります。
なので
各時間足の意識されてる高安値
この2つは最低限頭に入れてからトレードに臨みましょう!
皆様の参考になれば幸いです。
※個人的な見解なので、投資は自己責任でお願いします。
わからなところやご意見・ご要望があればコメントをお願い致します!
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